2023年6月22日 和歌山県の根来寺に行ってきました。

根来寺について
高野山の学僧でもあった覚鑁(かくばん)上人によって開創された新義真言宗の総本山。
興教大師の御廟(お墓)を守り続けております。開山以来、約900年の伝統を誇り、山内には日本最大の木造の『大毘廬遮那法界体性塔』(だいびるしゃなほっかいたいしょうとう)通称「大塔」のほか、大伝法堂には重要文化財の本尊大日如来(だいにちにょらい)・金剛薩埵(こんごうさった)・尊勝仏頂(そんしょうぶっちょう)の三体が奉安されています。                                            公式ホームページより

桜や紅葉で有名なお寺のようですが、今日は梅雨シーズンのしかも平日・・

さすがに人はいません・・
というか全くいません。

その分ゆっくりと、まわることができました。

駐車場は広く無料です。

入山拝観料は大人500円。

受付の女性が簡単な説明をしてくれます。

「重要な建物が豊臣秀吉によって焼き払われた」と言っていました。

階段を登るとすぐに「大伝本堂」が見えます。

 

根來寺の本堂で、文政7年(1824)に棟上、文政10年(1827)に落慶されました。本尊は大日如来・金剛薩埵(こんごうさった)・尊勝仏頂(そんしょうぶっちょう)の三尊です。この堂は真言宗の最も大切な修法を伝える道場で「傳法大会」「傳法潅頂」など、僧侶が厳しい修行をする場所です。令和元年に重要文化財に指定されました。

中に入ることもできます。
※撮影は禁止。

そしてその隣には国宝の大塔」

なかなかの迫力です。

国宝指定の大塔内に入ってお参りができるのは、根來寺大塔のみだそうです!

 

開祖覚鑁上人が創建した高野山大伝法院大塔を忠実に再現した塔であり、真言密教の教義を形の上で示したものです。天文16年(1547)に完成しました。日本最大の木造大塔で、天正の兵火から焼失を免れ、昭和27年に国宝に指定されています。 高さ37m 横幅15m

大塔の前には奇麗な庭園が広がります。

 

そして「大師堂」があります。

公式ホームページより引用

 

真言宗を開宗された弘法大師・空海像を本尊として祀っています。明徳2年(1391)頃に建立されました。天正の兵火から焼失を免れたもので、昭和16年に重要文化財に指定されています。

 

これらの重要な文化財、すべて入ることができます。

人も全くいなかったので、すごく厳かな気持ちで拝観できました。

そこから少し歩くと、本坊寺事務所に到着します。

公式ホームページより引用

根來寺の寺務を統括する場所で、ここから「光明殿」・「行者堂」・「聖天堂」・「名勝庭園」を拝観することができます。

「名勝庭園」

中はこんな感じ。

かなりの広さを見て回ることができます。

こんなに中を見れるところは、初めてかもしれません!

感動しました!

光明真言殿を外から見ると、

先程までこの中にいたんですね。

そこから「鐘楼門」を通り抜けます。

鐘楼が付いた門です。

これでほぼ周ったことになります。

あじさいも綺麗に咲いていました。

最後に「大門」。
ここは少し距離があるので車で移動しました。

根來一山の総門で、弘化2年(1845)に上棟、嘉永5年(1852)に落慶されたものです。左右に仁王像を配し、上層には釈迦三尊と十六羅漢像が安置されています。令和元年に重要文化財に指定されました。

高さ16.88m 横幅17.63m 奥行6m

左右の仁王像です。

ここから本堂までは結構な距離があります。

いかに広大なお寺であったかが想像できます。

シーズンを外れた平日ということもあり、ほんとうに静かでゆっくり拝観できました。

是非、一度訪れてみて下さい。

絶対におススメです!

 

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